T.総論(彫る前に…)

A.「木版画・ゴム版画」って何?
B.ゴム版と木版
C.版下(原画)の写し方
D.彫刻刀の種類と使い方(1)
E.彫刻刀の種類と使い方(2)
F.摺りの道具

   B.ゴム版と木版

ゴム版 POINT 木版(シナベニヤ)
ハガキサイズ
(学校教材で20×30cmもある)
大きさ ほぼ自由
多数彫ると気になる程度 重さ 多数彫ると気になる程度
高い 耐久性 まだ不明
(カビるという噂もある)
少なくてすむ スペース 場所をとる
ハガキサイズ:63円
両面彫りハガキサイズ:126円
30×20cm:300円くらい
値段 90×30×0.55cm
(ハガキ8〜18枚程度)
500〜600円
しにくい 下書き しやすい
優しい 彫りやすさ 良い
可能 極細部の彫りこみ 難しい
悪い 色のノリ 良い
難しいが可能 ぼかし 可能
少ない 手間 多い




↑ゴム板15×10


↑ベニヤ20×15
 
 上に私から見たゴム版と木版の違いをまとめてみました。

 彫りたい絵柄などから選んでいくのがいいかもしれませんが、やはり始めはゴム版が手軽で、彫りやすいと思います。

 ただし、ゴム版は大きさが限られているので、大きいものは基本的には木版がいいかと思います。